top of page
抽象柄31

子供達がイキイキと自立的に学べるようになるために周りの大人ができることはなんでしょうか?

それは、管理でもなく、放任でもない自立をうながす第三のアプローチ(詳細を知りたい方はお問い合わせください)です。

柴塾では、3つのポイントをふまえながら学ぶ技術を習得してもらう過程で、粘り強く一人一人をサポートしていきます。​

1.学びの段階ごとの
サポート

 

学びの段階(ステージ)は、個々の性格や勉強履歴によって異なります。ステージごとにやり方を変える必要があると考えています。

 

柴塾では独自に、学びにおける自立度(独修度)としてまとめ、指標としています。もちろんステージが上がれば点数も上がります。


 

ステージ1 指示されたことができない段階

 授業中に指示されたことができない子に無理やりやらせても、頭に入らず、単なる作業になってしまいます。身につかないどころか勉強嫌いにしてしまうことがあります。
 
 小学生クラスでは、興味を持ちやすくその中にも学びのある課題をやってもらっています。

 中学生でこの段階にいる子には、本来はリハビリをするのが効果的ですが、テストがあるため、最低限必要なことをやりながらサポートしていきます。勉強への嫌悪度などにより時間がかかることがありますが、根気強く声がけやフィードバックをしていきます。

ステージ2 指示されたことはできる段階

 指示されたことができる子には、必要な課題をやってもらいつつ、さらに得意教科をつくるように促していきます。点数を取る能力は他の科目にも応用がきくためです。

 

 習慣化のために、テスト前の2週間はオンラインでサポートしたりもします。

 

 しかしずっとこの状態にしておくのはよくありません。"指示待ち人間"にならないよう、早い段階で次のステージに進むよう促していきます。

ステージ3  学習計画を立て、勉強をする段階

 効率的で効果的な学習計画の立て方やこの段階での勉強のしかたを教え、テスト対策の中で実践してもらいます。そして勉強する中で何が課題なのか自己分析をしてもらい、こちらからもフィードバックをする中で、この段階での学び方を習得してもらいます。

 この段階がきちんとできるようになると、個人差はありますが、5教科で400点から450点を取れるようになってきます。


 

ステージ4 教科書を読みながら、ポイントをおさえて勉強ができる段階

 ステージ3までは、力技でのガリ勉スタイルです。もちろん、ガリ勉でもトップ校へいけますが、高校に入って内容が高度になり、勉強量が増えるとなかなか大変です。

 

 そこで、ステージ3の学び方ができるようになってきたら、ステージ4の学びへ促します。

 教科書の読み方、書かれている情報のまとめ方、ポイントのつかみ方​、全体を俯瞰する視点などを学んでもらいます。この段階では、スポーツや楽器の演奏などと同様に「脱力」つまり頑張りすぎないことがテーマになります。

 

 この段階をクリアできると、ステージ3の学び方と同じ勉強時間で高い点数が取れるようになります。

ステージ5以降

 

 独修度はステージ10まで設定しています。多くの子は、中学卒業までにステージ3あるいは4までできるようになれば十分ですが、意欲のある子にはステージ5以降の学びにもチャレンジしてもらっています。

 

 例えば、中2で量子力学を学びながら中学で学ぶ物理や化学をとらえなおす子や、英語のペーパーバックを読み英語で小説を書く子、中2の子がやっていた二次方程式の公式の導出方法を中1の子が見て理解しり、高校の世界史を学びながら、中学の歴史を概観してとらえるといったもいます。

 実際にそういう勉強をしている子がトップ校になればなるほどいるのです。

 

 興味のある子はぜひ、問題集を解くだけの勉強、解き方を教えてもらうだけの勉強、点数を追い求めるだけの勉強に満足せず、一緒に深く学んでいきましょう。

中学クラス

IMG_0694.PNG
抽象柄21
2.得意科目に
​集中する

 

 最初からすべての教科を満遍なく高得点にするのはなかなか大変です。特に苦手な科目は見るのも嫌という子も多いです。しかし、歴史は好き、とか、理科の実験は好きなど、どちらかといえば好きというテーマがあるものです。

 

 柴塾では、苦手な科目や好きではないテーマについては、可能な限り時間をかけずに点数が取れるよう指導していきます。

 

 一方、得意な科目は、しっかり取り組んでもらい、本質的な学ぶ力を身につけてもらいたいと考えます。学ぶ力を身につけるには、必ずしも苦手な教科でやらなくてもいいわけです。

 

 それにより、得意科目については、入試で傾向が変わっても、安定して​点が取れるようになります。とはいえ、得意科目が伸びると​欲が出て、苦手教科の点数も伸ばしたいと考える子が多いため結果的に底上げにつながっていきます。
 

IMG_2084.JPG
3.習熟度別課題

 

 柴塾は集団形式であり、​また大事なところは共通しているため、基本的に皆で同じ課題をやりますが、テーマによっては習熟度に合わせた課題を出してやってもらっています。その際、ちょっと背伸びすれば手が届くくらいの課題をやってもらいます。場合によっては、小学校の内容に戻って課題を出すこともあります。

 多くの子が小学校であれほど苦戦する分数の通分も、中学生になってから教えると、どんな子でもあっという間に理解してできるようになります。やる気がなかった時にはあれほど理解できなかった方程式の利用問題もあっさり理解してできるようになります。

 一人一人部活に燃える時期や、友達との関係で落ち込む時期、勉強にやる気が出る時期、脳が発達する時期などが違います。単元の好き嫌いもあります。それにより習熟度にも変化が出ます。日々の様子を見ながら調整していきます。

IMG_0531.jpeg
学びのステージ
習熟度
学習戦略
bottom of page